双子育児

マンションでの双子赤ちゃん泣き声問題!しっぽ巻いて逃げた話

目安時間 12分

マンションやアパートで双子の赤ちゃんを育てていると、「泣き声」問題に直面することがあります。

 

わが家は上の階の人からクレームされました・・・

 

赤ちゃんって泣くもの。それが二人だと、泣きのパワーがすさまじい。

わが家がそうだったように、赤ちゃんの泣き声問題に頭を悩ませているママって沢山いらっしゃると思います。

今回は、わが家がふたごくんの泣き声でトラブルになった時のことについて、お話ししたいと思います。

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赤ちゃんの泣き声による騒音トラブルって難しい

子育てでの騒音問題は永遠のテーマの様な気もしますが、知恵袋を読んでたら「そうだよね~」と思ったり「どうなん?」と思ったり複雑な気持ちになります。

知恵袋でこんな質問をみかけました。

最近は子供の泣き声や生活音ですぐ苦情や通報されるようですね。
私の友人も、子供に怒ったら虐待している。と通報されかなり落ちこみ精神的に参っていました。
ふと気になったのですが、今の時代どうやって子育てすれば良いのでしょうか??
子供の生活音等に窓を閉めたり、泣き止まそうと努力したり配慮されている方にどうしろというのでしょうか?
引用:ヤフー知恵袋より

住宅が密集しているようなエリアだと、どうしても近隣の音がもれて聞こえてくることが多いんですよね。

だから、自分や家族が発する音にはすごく敏感なお母さんも多いと思います。

そんな「色んなことに気をつけて生活」している中で赤の他人に子供の泣き声がうるさい、と通報されたりなんかしたら、そりゃもう激しく落ち込んじゃうと思うんです。

わが家は通報(警察に)されたことはありませんが、不動産管理会社にクレームを入れられた苦い経験があります。

その時からずっと考えてます。まさに「今の時代どうやって子育てすれば良いの?」と。

見ても無いのに勝手に疑いをかけられがち

今の時代、子供を叱ったり怒ったりするのもうっかりできないな、って思います。

常に朗らかで、穏やかで、心広く育児が出来れば言うことありません。

でも、実際のところ、育児は闘いです。(少なくとも私にとっては^^;)

子供が何か悪いことをした時に、常に静かに諭せるか、といったら私はできません。

時に、思いのほか大きな声が出てしまうこともあります。

そして、その時にたまたま家の窓が開いていて「しまった!!」と思うこともあります。

「誰かが今の私の怒る声を聞いて、通報とかしたらどうしよう・・・」

と、冗談抜きにそんな心配をしてしまいます。

実際は怒られた子供達は、概ね私の怒りなんて慣れっこでヘラヘラしているのに、外で「怒る声だけ」を聞いた人がいたら、もしかして子供を虐待していると思うかもしれない、と不安になるのです。

これは、以前住んでいた賃貸マンションでの出来事がトラウマとなっているからです。

それは子供がもうすぐ2歳になろうかという時のことだったのですが。

上の階の住人に、

子供の泣き声がうるさくて寝られない。虐待でもしているのではないか。

と管理会社にクレームを入れられたのです。

赤ちゃんの騒音トラブルで闘えなかったわが家

わが家はふたごくんが生まれたのを期に、それまで住んでいたマンションでは階段が多くて大変ということで、同じ町内の別の賃貸マンションに引っ越しをしました。

赤ちゃん二人を育てる訳ですから、同じような小さい子どもが居るファミリー物件がいいな、ということでそういうマンションを選びました。

引越し早々上下左右のお部屋へご挨拶。

「双子の赤ちゃんが居ますので、うるさくしてしまったらすみません。」

と、双子が居ることを伝えつつお菓子を渡しました。

当時、お隣の老夫婦(という程お年ではなかったですが、育児は終わってるという意味で)以外はどこも小さいお子さんが1~2人いる家庭でしたので、ご挨拶の時も、

「ウチもうるさくてご迷惑おかけするかもしれないですし、お互い様ですね~」

などと、気さくな方ばかりでした。

実際に生活が始まっても他のお部屋の方と会えば必ず挨拶し、時間があれば立ち話をしたり、その時に「いつもウチ、騒がしくてすみません」などとコミュニケーションを取るようにしていました。

で、月日は流れ引っ越してもうすぐ2年。そろそろ更新時期だけど、居心地も悪くないしあと2年住もうかな、と思っていた頃。

マンション管理会社からの悪魔の電話です。

あのー、実はぶるすさんのお宅のお子さんの泣き声がちょっと大きいということで、ぶるすさんの上のお宅の方からご連絡を受けてまして。
毎朝、早朝にお子さんが激しく泣いておられて、それで目が覚めてしまって眠れないとおっしゃってます。
あまりに毎日泣くので、もしかしたら虐待でもされているんじゃないか、とご心配されているんです。
一度、菓子折りでも持ってご挨拶に行かれたらどうでしょう?

 

・・・、え?!

根耳に水、ってかなんでなにがどうなったら「虐待」というワードがでてくるの???

前もってお伝えしておきますが、死にそうになりながらやっとの思いで産んだふたごくんたちに虐待などしません。

わが家の上の階には赤ちゃんのいるご家族が住んでいたんですが、その方達がお引越しをされ、いつの間にか新たに入居されていたそのクレーム住人は、引越してきた際にわが家に挨拶に来ておらず、どんな人が住んでいるかも知りませんでした。

管理会社の人の話では、50代の子無し夫婦だとのこと。

なんでこんな小さい子がわんさか住んでるファミリー物件選んできたんだよぉぉぉ!!!

と、叫びたくなりました。

私は、会ったことも無い人にやってもいない虐待の容疑をかけられたのです。

そして、その話を聞いた管理会社までもがクレーム住人の肩を持ち、

「上の方はご心配をされているんです」
「菓子折りをもって謝りに行かれては?」

などと提案してきたことに、ものすごく気持ちが悪くなりました。

今、思い出してここに書いていても腹が立ちます。

で、なぜ子供達が泣いていたかといいますと。

当時、既に育休が明けて職場復帰していたので、私は毎朝5時に起きて自分の身支度とふたごくんのお弁当を作っていました。

保育園が給食のないところだったので、毎朝お弁当を作らなければならず、結構大変だったんです。

それで、早起きをしていたわけですが、ふたごくんたち、目が覚めて私が横に居ないと泣くんです。

だから、毎朝泣いて起きてきてたんです。しかも二人。

それが、上の階の人にとっては「まだ起きる時間じゃないのに」とか「毎日泣かせてる、しかもすごい泣き声(双子だと知らなかったので)」という発想になったんだと思います。

育児経験のある人ならこういう状況とかもある程度想像ついたんじゃないか、とも思うのですが、上のご夫婦は育児経験がなく、尚の事なぜこの物件を選んだのか疑問になりました。

賃貸物件で壁もさほど分厚くなく、どうしても隣近所の音は漏れます。

私も子供が泣いたらすぐに抱っこしてあやして~って出来れば良かったのかもしれませんが、9時の出社に間に合わせるためには、どうしても手が止められなかったんです。

目がはっきり覚めて正気になれば泣きやむし、具合が悪いわけでもないし、危険も無いので「泣かせていた」部分はあります。

この件以来、私は子供の泣き声だとか、自分が子供を叱る声にすごく敏感になってしまいました。

なんだろ、近所に迷惑をかけないために気を遣いすぎて全然のびのび育児出来ない、そんな感じです。

結局のところ、玄関前に塩をまかれる、という嫌がらせに発展し、夫は激しく怒ってましたが、闘うと嫌がらせの矛先が子供に向かってしまったら恐ろしいので何も言い返さないでおこう、となり、クレームを受けてからわずかから2週間ほどで夜逃げか?!の勢いでわが家は引越しをすることになりました。

こんなにすぐに引越したのは、人んちに塩まくような人間、子供に何されるか分からない、という心配があったのと、謝ってまでそこに住むことを継続したくなかったからです。

謝らなかったのには、勝手な虐待容疑を掛けられたことへの怒りが一つと、もう一つは、上の人もうるさかったから、ということがありました。

毎晩、なぜか夜10時を過ぎたあたりから床にバスケットボールを付くようなトントントントンという音を響かせるんです。

ちょうどふたごくんを寝かしつけてウトウトしかけているわが家にとっては結構迷惑な騒音だったんですが、自分たちもうるさくしてるだろうし、ということで我慢してたんです。

それが、いきなりクレームされたもんだから、謝りたい気持ちなんてなくなってしまったんです。

なんか、「先にクレームしたもん勝ち」みたいなのが、納得できませんでした

もしかしたら、ウチが先に「上のお宅が毎晩うるさい」と言えば、逆の立場だったのか?とか。

そういうの、考えるのが嫌になり、逃げるように引越しをしたのでした。

まとめ

あれから何年もたって、その時の怒りや理不尽な気分はだいぶ薄れてはいますが、たまーに思いだすと夫はいまだに、
 

あの時はウチが引越すことなかったのに!

 
といいます(笑)

でも、あれ以上のトラブルに発展するのは嫌だったんですよね。

本当の意味で「子供達を守る」ために。

ただ、予定外の急な引越してなんだかんだ80万円以上の出費となったわが家。

理不尽な思いはクレーム住人に言い返さなかった分、管理会社に相当ぐちぐち言いました。

特に、見ても無いのに「虐待」などという言葉をイチ物件担当のあなたが使うんじゃないぞ!ということに関しては強く言いました。

という訳で、何の解決にもなりませんが、それぞれの家庭にそれぞれの状況や事情があって、子供が泣いているから、子供が謝っているから、それはすなわち親が虐待している、と決めつけるのは、「ないよね~」と思うのでした。

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管理人:ぶるす

元気いっぱいの双子の息子達に翻弄されながら、仕事に育児に頑張ってます!

張り切って買った注文住宅には定着出来ずに売却し、その後建売住宅を購入。

物件検索や引越しを繰り返す内、家のことについて考えることが趣味みたいになりました。

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