建売住宅

建売の着工前購入で注意することは?見落としがちな重要ポイント【その1】

目安時間 8分

自分の希望するエリアに建売住宅が建築されると知ったら、誰かに取られる前に申し込みたい!と思うものです。

 

やっと出た希望の物件!急いで申し込まなきゃ!

 

人気のエリアなどでは着工前に契約済みになることも多いので、焦るんですよー。

でも、家の購入に焦りは禁物、大事なことを見落としてしまうこともあるかもです!

今回は、着工前の建売住宅の購入を決める際に、とても大事なのに見落としがちなことについてまとめてみました。

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建売の着工前購入で注意することは?

建売住宅って自分で計画を立てて建てるものでないので、普通は完成したものを見て納得したら購入っていうパターンが多いですよね。

でも、人気のエリアでの販売となると、着工前の早い段階から申し込みが入ったりします。

家を買う上で、始めからエリアを絞っている人も多く、そういう人はとにかくアクションが早いです。

 

はい、出ました!待ってました!私、買いまーす!

 
 
場所は文句なし!
 
地盤だって大丈夫そうだし、間取りも好みで完璧♪

気に入ってテンション上がってその勢いででスイスイ~と申し込みしたくなるんですが。

 

ちょっと待て私!本当にちゃんとその物件見れてる?

 

物件を検討する時、その場所の利便性や、物件の間取り、地盤調査の結果や地盤改良工事等、そういったことに気をつけるのは、わが家にとってはまあ、当然のことで。

我が家も過去家の購入で失敗しているので、二度目の家購入ではこういった部分にはより注意して情報を集めるようになりました。

ただ、ちゃんと見ている様で案外基本的な部分を見落としていることがあるんだということに、家さがしをしつつ気付いたんですね。

それは特に着工前でまだ物件が直接確認できない時点だと、特に注意が必要だったのです。

着工前の建売購入で見落としがちな重要ポイント!

人気エリアだから、急がないと他の人に取られてしまう!

今ならまだ、内装のデザインや色とか選べるって!

着工前の分譲で申し込みを焦りそうになった時、こういったことが気になっていました。

確かに、本当に気に入って夫婦の意見もバッチリ合えば、後は申し込み一直線で良いかもしれません。

ただ結構、いや、すごく重要なことだけど、着工前だからこそ見落としてしまうことがあるんです。

隣との距離感をちゃんと見なきゃ!

大型分譲でも、2~3軒の小さめの分譲でも、新しい物件が出てきたらまずは、間取りや広さを確認しますよね。

で、間取りだけではデザインとかイメージが素人にはつかみにくいもので、そうなると、今度は不動産屋さんに内装のカタログやパースをお願いするんです。

もらった内装資料やパースで概ねどんな感じの家が建つのかある程度イメージが湧いたら、後は、同じ建築会社が建てた別の完成物件を見てイメージをよりはっきりとさせます。

さあ、ここまで来たら申し込んでOK!と思ってしまいそうですが、あともう一つ、絶対に見落としてはいけない部分。

それが、間取り図やパースだけでは実感できない隣との距離感

複数の分譲住宅の中から検討する場合、どうしても「一軒一軒それぞれ」に目が行きがちで、それぞれの間取りやデザイン、場所や方角を「ただその一軒のこと」だけに集中してみてしまってるな、ということに途中で気付いたのです。

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例えば、下の図。

これは、わが家が実際に検討した物件の図面をイメージとして私が再現したものです。

元々あった大きな一軒家を取り壊し、そこに三軒の建売を販売するものです。

家の大きさと位置の条件から価格は高い方から1、3、2でした。

そして、わが家が検討したのは2の家。

条件的には旗竿地で奥まっているからよくなさそうですが、図の左側部分は建物が無く高台で抜けていて、道に家が直接面していないのでプライバシーも守られるしかえってこっちのがいいじゃん!というのが理由でした。

で、途中までは結構真剣にこの物件を検討していたのですが、結果的には候補から外しました。

その理由がまさに「隣との距離感」だったんです。

車が2台駐車出来るとか、家がそこそこ広いとか、一軒一軒だけを考えると良さそうだったのですが、実際に細かい図面を見せてもらって冷静に見ると、「あれ、結構隣と近くない?!」って。

検討し始めた時は現地がまだ更地で想像がつきづらかったですが、後々、基礎が出来たところであらためて現地に行ってみて夫と一言。

 

狭い!

 

だよね。やっぱ無しだな、ここは。

 

基礎が出来た時点で家と家との距離の狭さを感じていたわが家はこの時点で完全にこの物件を候補から外しましたが、その後、建物が出来てから通りすがりにみると、思った以上に圧迫感がありました。

結果的に、買わなくて良かったなーと。

でもこれ間取り図だけでは実感できないよな、間取りがあまりにも気に入ったら買っちゃってもおかしくないよな、とも思ったのです。

もし、間取りやパースだけ見て決めてしまっていたら、すごく後悔したと思うんですよね。

 

不動産屋さんに聞いた話。

我が家の住んでいるエリアでは、元々庭付きの大きめの一軒家だったところを壊して、2~3軒の建売にして販売するというのが多いんです。

で、例えば2軒建てるとした場合に、業者によっては建築許可を取る時に2軒として出さず、1軒で二世帯?!みたいな感じで出したりするそうなんです。

そうすることで、家と家の幅が狭くても建てられるとか!

始めから2軒に分けて出すと家と家の幅が狭すぎて許可が下りないものも、こうすることで建てられる、と言うお話だったんです。

 

まあ、限られた土地にちょっとでも広い家を、と考えての事でしょうが、いけませんよねえ。

ひどいところだと、窓開けて手を伸ばしたら普通に隣の家に手が届く、っていう・・・

壁がくっついていないだけで、マンションと変わらないじゃん!ってか、その狭さだと、間に入れないし、メンテどうするよ・・・って。

後から「失敗した!」と悔しい思いをしないためにも、着工前の物件の購入検討する時はここ注意だなって強く思いましたね。

まとめ

人気エリアであっても、家購入はホント焦っちゃダメですね。

そして、着工前の建売物件で見落としてしまいそうだけど、絶対に見落としてはいけない点が実はもう一つあったのですが、ちょっと長くなってしまったので次回に続く!です。

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管理人:ぶるす

元気いっぱいの双子の息子達に翻弄されながら、仕事に育児に頑張ってます!

張り切って買った注文住宅には定着出来ずに売却し、その後建売住宅を購入。

物件検索や引越しを繰り返す内、家のことについて考えることが趣味みたいになりました。

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