住んでみて分かった建売住宅の良いところ。楽しみ方いろいろ
建売住宅について色々調べていると、「良いところ」よりも圧倒的に「良くない」という意見を目にするんですが、そんなに建売住宅って良くないのかな・・・?
買う前から納得をして買った現在の建売マイホームですが、実際に住んでみたら更に良かった!と思うことが沢山ありました。
今回は、建売住宅の良いところについてご紹介させていただきます!
住んで分かった建売住宅の良いところ
建売住宅ってなにかと注文住宅と比較されて「良くない」みたいに言われること、多いですよね。
かく言う私も、以前は建売は要らない、注文一択派でした。
一生に一度の大きな買い物だもの。注文住宅に決まってるでしょ!
そうやって張り切って注文住宅を購入するも、実際は5年もしない内に手放すことになった一軒目のマイホームでしたが^^;
そして、二軒目のマイホームとなった現在の建売住宅。
二軒目に関しては「新築建売」にこだわった訳ではなく、幅広く検討していた結果、現在の建売住宅を購入するに至りました。
そんな二度目のマイホーム、とても納得して買ったんですけどやっぱり「建売だし・・・」みたいに感じることが全くなかったか、というと若干ありました・・・はい。
でも、実際住み始めたらそんなこと全然気にならなくなりました!
間取りが思ったより使いやすかった!
建売住宅って買い手が決まって無い状態から建て始めるわけですから、おおよそどこの建売も「万人ウケ」する間取りなんですよね。
悪く言うと「つまんない」間取り。
実際、わが家も沢山の建売の内見をさせてもらいまいしたが、段々と飽きて来るんですよね。
ま、こんな感じだよね・・・
そうだね。も、これ以上は見なくていっか。
こんな感じで、ざざっとみたら、ハイ終了!みたいな物件もたくさんありました。
で。
今住んでるわが家なのですが。
やっぱり建売なんで、別に凝った間取りなんかじゃありません。
でもどういう訳か、落ち着くんです。
外側から見た家の形、大きさは実は一度目に買った注文住宅とほぼ同じ感じなのですが、なぜか今の建売の方が断然住みやすい。
なぜか・・・。
で、考えたら、やっぱり間取りでした。
同じ様な縦長の総二階ですが、玄関やリビングの位置、部屋数等でこうも違うんだなーと。
一軒目は注文住宅だったので、間取りに関しては私達夫婦の希望を設計士さんに伝え建てました。
でも現実には、会ったことも無い建築士さんが買ってくれるであろう誰かのために作った、今の建売住宅の間取りの方がずっと住みよい。
夫ともこれについてしみじみと話しましたね。
結局、間取りって色々こだわってみても、住んでみないとわかんないことあるよね。
やっぱ、素人では思いつかないことあるね。
家についてよく研究した人なら、初めての家づくりでも理想通りの家が出来るのかもしれないですが、私達夫婦はそうではなかったですね。
設備を良くするとか、お洒落な内装にするとか、断熱をごっついのにするとか、そういうこととまた別のところで住んでみないと分からない、良い点悪い点というのが家にはあるんですよねぇ。
わが家は特に「視線」に関して、一度目の家購入では失敗したな、と思っています。
家を建てる時は「家だけ」に集中し過ぎて、玄関を開けたらどんな風に見えるか、窓の位置が外からの視線にどれほど影響するか、そういったことがうまく想像できてなかったんですよね。
子供が荒っぽく使っても(わりと)平気!
わが家には小学生のふたごくんがいるわけですよ。
やんちゃなわけですよ。
こんなやんちゃなふたごくんは、お母さん(私)の言うことなんて殆ど聞きません。
何か注意すると返事はします。「はーい!」って。
でも、返事だけです。
そんなふたごくんは、新しいおうちだからと言って、キレイに使おう!とか、傷をつけないようにしよう!とか細目に掃除しよう!なんて思わない訳ですよ。
やったー!新しいおうち!わーい♪
と、キャッキャ言うだけです。
だから、お菓子食べて汚れた手のまま平気で白い壁とか触るし、家を走り回って勢い余ってあっちやこっちにぶつけたりするわけですよ。
ランドセルとかバーンと床に置いたり、飲み物をこぼしたり・・・
言うときりがないほどこちらが「やめて~」というようなことを平気でしてしまうんです。
あ、しつけがなってない、とか、ってのは・・・すみません、はい。
で、こんな風に自由奔放な子供たちがいると、注文住宅で素敵な壁紙とかブランド物のカーテンとかつけてたらもう、毎日がヒヤヒヤですよ。
実際、一軒目の家の時は、まだ幼児だったふたごくんでしたが、幼児期の男の子がやらかすようなことは一通りやってましたんで、家に傷がつくたびに「キーッ!」ってなってました。
二階から木の椅子が降ってきてパイン材の素敵な階段に穴キズが沢山、なんてこともありましたよ・・・^^;
その点、建売の場合は(良い意味で)内装にお金があまりかかってないので、なんか汚されたり傷つけられたりしても、以前ほど怒りがこみ上げてきません。
子供だし、まあ、仕方ないよね。と広い心で受け止めることができます。
だから、子育て真っ最中のわが家にとって、建売は良かったんだ、と思えたんですよね。
シンプルすぎる、だから良い!
建売物件をたくさん見ていると、中には部屋の壁紙の一面だけを柄物のクロスにしてアクセントをつけていたりする物件もありますが、大抵の建売物件は基本「白」の超シンプルな壁になっています。
わが家も壁はすべて白。柄物一切無しです。
だから、家に何もない状態でみるとホントつまらない家だな、と言う感じがするんです。
でも、究極にシンプルだからこそ、家具とかカーテン、電気等によってイメージがどんどん変わってくる楽しみがあるんですよね。
好きなようにカスタマイズできるから、それが楽しくて、住み始めてから家を作っているような感じです。
建売住宅の楽しみ方いろいろ
そんな訳で、建売住宅はもともと自分が考えた間取りや内装でないので、入居してから家づくりが始まるという感じなんですね。
もちろん、内装も設備もなにもかも自分の理想通り!という建売物件に出会えたら話は別ですが、多くの場合、建売物件では何かしら自分の好みでない点や手を加えたいと思う点があるものなんじゃないでしょうか。
そういう「不満」や「不足」といった「要するに手を加えなきゃ不便なんじゃん!」とマイナスに感じる部分を、自分のアイデアでプラスに変えていけば家づくりがどんどん楽しくなってくるんですよね!
家に対する「なんか足りない」感じって、建売だからそう感じるんじゃなく、注文住宅であってもあることなんですよね。
完璧!と思って建てても住んでみたら、あちらこちら「もっとこうすれば良かった」と言う点が出てきたりするんです。
人間は、欲深い生き物ですよ・・・。
でもなんだろ。注文住宅の時は、変にお金かかっちゃってるから、妙に「これでいいんだ、これが正解なんだ」と自分で自分に言い聞かせてたっていうか・・・。
その点、建売だと気軽にDIY♪ってな感じで、いろんなとこに手を加えて行けるんですよね。
私はそれがとても楽しく、全くもって苦でもなく、だから、建売で良かったなーと思えてます^^
まとめ
注文住宅派だった私がまさかこんなにも建売住宅ライフを満喫できるようになるなんて、数年前には考えもしませんでした。
今は、どっちがいいっていう固定概念はなく、建売も注文住宅もそれぞれ良いところやちょっと「うーん」というところがあるな、と思っています。
建売住宅もなかなか良いですよ♪
わが家は建売を買ってとても満足してます!