気に入った家が見つかったら、購入前にハザードマップは見ておこう。
こんにちは、ぶるすです。
ここ最近、日本の気候がだんだんと変わってきていますね。
「ゲリラ豪雨」とか「猛暑日」とか「経験したことの無いような大雨」とか、以前は耳にすることも無かった言葉がここ数年で頻繁に聞かれるようになりました。特に、今年(2019年)は台風の影響で関東地方では記録的な大雨が降りましたね。
関東だけでなく、昨年の西日本の大雨もそうですが、自然災害と言うのは本当に怖いです。
たった一日の雨で、多くの地域で川が氾濫し、街がまるで大きな水たまりの様になってしまう。
数年、数十年に一度と思っていたような大雨や大きな台風が毎年のようにやって来るのかもしれない。
この気候の変化に、私たちはどのように対応していくべきなのか。
今回は、家の購入と災害についてまとめました。
家の購入を決める前にハザードマップは見ておこう
マイホームの購入を検討する時って、家の外観や間取り、設備や機能性、そして利便性、こういったことって必ずと言っていいほど気にしますよね。
実際、どれもマイホーム生活をより良いものにする為に、気にすべきことだと思います。
そこで、冒頭の自然災害の話に戻るんですが。
家そのものの基準というのはもちろんこだわりがあっていいと思いますし、利便性も大事ですが、それと同じく大事なのがこれから買うであろう家の建っている(これから建てる)その場所は、あらゆる災害に対してどれほど安全であるか、ということではないでしょうか。
ゲリラ豪雨や台風による雨風だけでなく、地震や津波など色んな災害が起こり得る上で、少しでも安全でリスクの少ないところに家を持ちたい、と言う気持ちが私にはあります。
なので、二度目の家購入の際には、ハザードマップや盛土造成マップ、昔の地形図など、色々な資料を参考にしました。
特に、ハザードマップはネットから簡単に見ることが出来ますから、事前にチェックしておいて損はないかなと思いますね。
意外とみんなハザードマップを知らない・気にしない
先日の大雨の時も、浸水被害に遭われた方がおっしゃっていました。
「まさか自分の家が水に浸かるなんて思いもしなかった」
水害のある度に、被害に遭われた方がインタビューで同じようなことをおっしゃいます。
そして、
ハザードマップなんて、見たこともなかったです
と、ハザードマップというもの自体を知らない方も多いのだということに気付かされます。
でも中には、
ハザードマップを見て浸水危険エリアと知っていたけども、本当に浸水するとは思わなかった
とおっしゃっている方も。
ハザードマップは決して完璧ではないかもしれない。
でも、「家」という人生においてとても大きな買い物をするのなら、一度見ておくべきなんじゃないかなあって。
それを見た上で、浸水や土砂崩れ・地盤沈下などのリスクがあると知りながら購入するのであれば、それはもう覚悟の上でのこと、となりますし。
ハザードマップは国土交通省の運営するポータルサイトから簡単に調べることができますよ。
わが家は、「素敵だな~」と思う家を見つけても、ハザードマップで危険かも、という場所の場合は候補から外すようにしていました。
もちろん、そういう時って惜しいような残念な気持ちもありましたし、夫ともこんな会話を交わすこともありました。
そうだね。私たちが生きてるうちは何も起きないかも知れないね。
そこまでする必要があるかどうかはもちろん買う人の感じ方によるものですが、知らないで買うのと知ったうえで買うのとでも、住み方が変わってくるのかな、って思いますね。
まとめ
ゲリラ豪雨や台風・地震、災害が起こる度に不安を感じるのってつらいです。
買ったばかりの家が泥水に浸かるところなんて想像もしたくありません。
ハザードマップは家購入前に必見です!
でも、そうはいっても、災害来ても何にも被害無いかもしれないよ。