建売物件の内見でわが家がチェックしたのはここ!だって後悔したくないもん
ネットや広告で見つけた気になる建売物件を実際に内見する時に、わが家がいつも気をつけてチェックしていたポイントがあるんです。
新しく建った物件を見るのってとても楽しいですし、気分も結構舞い上がってしまって^^;
それで、初めの内は内見でしっかりとチェックしきれてなくて、後になって「アレ?そういや○○の設備ってどうだったかな?」みたいな感じでもう一回見せてもらう、なんて失敗をよくしたんですよ。
でも、何軒も物件を見させてもらっている内に、わが家にとっての「ここが大事」なポイントってのが定まってきて、最終的にはそれを基準に内見してましたね。
今回は、わが家が重視した内見時のチェックポイントについてまとめてみました。
建売物件の内見でわが家がチェックしたのはここ!
物件を見るのって楽しいんですよ。
物件検索が趣味の私にとって、内見に行くのってすごくワクワクするイベントなんです。
今は、家も買って落ち着いてしまったので、内見に行く機会がなくちょっとさみしい・・・
そんな楽しいお家の内見ですが、楽しいあまりに浮かれちゃって、大事なチェックポイントを見逃して帰る、みたいな失敗を初めの内よくやらかしました^^;
新しいおうちに入ると、ワクワクが先行しちゃうんですよね・・・
本当に購入を真剣に検討したいと思っている物件なら、隅から隅までしっかりとチェックして、気になるところは遠慮なく営業さんに確認しなきゃならんと言うのに・・・。
で、結局、チェックし忘れたことがあると、再度不動産屋さんに連絡して
「すみません、もう一回いいですかぁ?」
と、おマヌケなお願いをしなきゃならない訳ですよ。
そんな基本的な失敗を繰り返す内に、わが家なりの「内見時チェックポイント」が見えてきました。
1.外観・外構
2.部屋の明るさ
3.間取り・広さ
4.収納
5.床下・天井裏
6.建具
7.内装の仕上がり・キズの有無
8.窓の位置
1.外観・外構
建物の中に比べて見落としがちな外。でも大事!
まずは、外観。
外からの見た目がまず、自分の好みに合ってるか、良い印象を持つことが出来るか、というのは大事だなぁと。
これからずっと住むであろう家の外観がまず気に入らなければ、なんとなく縁がないのかも、って思っちゃうんですよね。
また、外構工事の仕上げ方も、物件によって様々。
キッチリ全部やってくれてるところもあれば、ほぼ手つかずであとは購入者がやってください、というところもあったんです。
外構をほぼ全部やろうとすると、別途外構業者の選定をしなければなりませんし、費用も100万~200万円は余分にかかってきちゃいますし。
あ、これは、以前注文住宅建てた経験から、外構全部頼んだらこれくらいはかかるよね~という大体の予測なんですけどね。
また、駐車場ありなら、自分の乗ってる車を停めた場合に乗り降りが楽に出来るかな、とか。
車プラス自転車数台置けるかな、とか。
庭に物置設置出来るスペースあるかな、とか。
やっぱり、車の乗り降りってスムーズに出来ないとね!
扉を開ける度、フェンスに当たるとか、自転車が風にあおられて倒れたら車に当たるとかってのは嫌なんですよ。
なので、外観や外構については結構真剣にチェックしましたね。
2.部屋の明るさ
後から気づいても直せなかったりするので、きちんとチェック!
部屋の明るさはわが家にとっては大事なことのひとつなんです。
人によって好みは色々だとおもんですけど、私は部屋が暗いのは苦手で・・・。
で、新築建売の場合、照明が付いていないことが殆どですので、昼間に内見してどのくらい部屋が明るいのかってのをどの部屋も気にして見ましたね。
前に見た物件で、間取りや広さは問題ないけど南側にある建物との間隔が狭いせいで昼間でも薄暗く寒々しいリビングの家があったんですね。
間取りが良かった上に値下げもしていたのでちょっと迷いまいしたが、やっぱり真っ昼間であれだけ薄暗いのはイヤだな・・・と購入には至らず。
立地と方角から、一日を通してどのくらい日が差し込むのかというのは概ね分かるので、昼間にあまり薄暗い部屋ばかりの家は、わが家では早い段階で候補から外れていきましたね。
3.間取り・広さ
図面と実際の間取りに違いは無いか、チェック!
間取りや広さは、物件を見る上でまず始めにチェックするところではあるんですが。
実際に内見に行ってみると、ネットで確認していた間取りや不動産屋さんからもらっていた資料と実際の作りが違うことってあるんですね。
現に、わが家(現在の)は家の外側に一カ所収納があるのですが、元々あった図面より幾分ズレがありました。
勿論、当初の図面から変更したということは売主さんから聞きましたので、納得していますし何も問題ないのですが、このように思っていたのと違う場合もありますから、図面上だけで良し悪しを判断せず、必ず現地で見て感じた気持ちで判断するのが大事だよな、と。
あと、部屋の広さの感覚も、想像してたよりも広い/狭いということが結構あって、その辺りも内見してよく確認しましたね。
ネットに載っている写真と実際の様子って結構違ったりするな、って。
というのも、ネットに掲載されている物件写真って広角レンズでそれはまぁ上手に撮ってあるんです!
リビングなんて実際の2倍?!くらいに見えてるんじゃないか?って。
で、現地行ってみたら「あれ、こんなんだったっけ?」って(笑)
そりゃ、家を売る不動産やさんにしてみれば、家が出来るだけ素敵に魅力的に見えるように掲載してまずは内見してもらわなきゃですもんね。
そしてその術中にみごとにはまる私(笑)。
なので、実際に見た時の間隔を大事にしましたね。
4.収納
物がおさまらないのは困るよね。
あと、これを機に断捨離も。
わが家は結構「物」が多いです。
なので、収納がどれくらいあるのか、というのはチェックポイントとして外せませんでした。
わが家の買った物件の場合は、部屋数に余裕があったので、一部屋を丸々「荷物部屋」にすることで他の部屋のものを少なくすることが出来ました。
ただ、洗面所は収納があまりなく妥協したポイントの一つだったんですよね。
で、その狭くて気に入らない洗面所はDIYで工夫して収納スペースを確保する!ってので自分なりに解決!
まあDIYも楽しいのですが、元から十分な量の収納があればそれに越したことはなかったです。
5.床下・天井裏
見えないところ。大事なところ。
床下と天井裏も必ず見せてもらってました。
なにせ、建売だと建ってる行程を見ていないのですからね。
私は正直、床下や天井裏の良し悪しの判断は得意でないのですが、そこは夫がしっかりとチェックしてくれるので、この部分は夫にすべてお任せです。
併せて断熱材の種類や厚さなども確認しました。
6.建具
建売は家によって設備されているものがまちまちなので、ちゃんとチェック!
建具は建売住宅の場合、あまりグレードの高いものは期待できないかもですが、基本的なものがキレイに設置されていれば良いかな、と思ってチェックしました。
名の知れたメーカーのものであればアフターケアを含めそんなに心配することは無いね、というのが結論。
あと、エアコンやカーテンレールなど、生活には欠かせないけど設備として付いていないものも内見の際によくよくチェックしました。
無いものは、自分で別途準備が必要ですから!
7.内装の仕上がり・キズの有無
余りに仕上がりが雑だと、心配になるよね。
内装の仕上がりや細かい傷などは、最終的に購入を決めた後の内覧の際にチェックして、入居までにキレイに直してもらうというのが通常の流れみたいなんですね。
でも!内見の時点であまりにも目に付くキズや仕上がりの良くないところがある場合は、購入自体をちょっと考えたほうがよいのかなって。
だって、目に見える部分がいい加減ということは、目に見えない部分は更に・・・と不安になりそう。
8.窓の位置
窓から見える風景、外から見える室内。結構重要ポイントでした。
窓の位置は、わが家にとってかなり!かなり重要です。
現地で実際に窓の位置をよく確認し、ちゃんと開けて見るようにします。
窓を開けたら、お隣さんちが丸見え、とか、お隣に手が届いてしまう、とか、リビングで寝っころがってたら外からの視線が気になる、とか・・・
あと、窓の位置によって配置する家具の場所も決まって来たりするので、実際に入居したらどこに何を置くことになるかなど、内見時に現地で夫とあーでもないこーでもないと言い合いながら「本気」で検討しましたね。
これには、過去の失敗があってのことなのですよ。
前に建てた注文住宅で、うっかり道路側にリビングのメインの窓を持ってきたら、外からの視線が気になって失敗した!という苦い経験があったのです。
だから、窓の位置って大事だなーと、学んだわけです。
建売購入で後悔したくない!
買って入居してから「買うんじゃなかった」と後悔するのはもうイヤ!ということで、内見でいかに細かくチェックするかを夫婦の課題として内見に挑んでいました。
なんというか、初めて見る物件はなんとなく家の雰囲気に流されてしまう気がするんですよね。
建売とはいえ新築はキレイに決まってますし、今どき売れないようなダッサい設備にしたりしませんし。
上級グレードではないにしろ、そこそこ見栄えの良い仕上がりにするのは当然じゃないですか。
だからこそ、より細かいところを見なきゃ!と、
決してパッと見の良さに惑わされないように。
内見で見落としがちだけど、後から後悔しそうなポイントとしてわが家が特に注意して見た部分、それは「家の外側」。
わが家が購入検討エリアと決めた辺りでは、元々一軒の家だった敷地に2軒3軒と新たに区画を作って新築することが多いみたいなんですね。
で、業者によっては家の広さを確保するために、本来なら建築許可が下りないであろうところまで家を建ててしまってたり、ということがあるそうで。
不動産屋さんの話では、実際には別々の家として販売する物でも、建築の許可を取る時は一つの敷地内の建物として申請することで、家と家の幅が狭くても建てられるとか!
隣同士が本当にギリギリで、そうなると幅の狭さはもちろんですが、 家とフェンス(またはブロック塀)との間が狭すぎて人一人も入れない場合、そこの部分の手入れってどうやるのかな、って。
実際に、家とブロック塀の間が狭すぎるために人が入ることが出来ず、おそらく入居以来一度も手入れが出来ていないんだろうな、というお宅をちょくちょく目にします。
草が伸びに伸びて、でも、どうすることもできずに放置・・・
どんなに外観や内装が気に入っても、立地が良くても、私は買わないなーと。
後々困るのイヤですからね。
あと、境界線が複雑で土地の境目が良く分からないのも避けたいと思いましたね。
「ここからここまでが該当の土地です」とはっきりと不動産屋さんが答えられないような物件は止めたほうが良いなって。
建売住宅を見始めた頃、家の中のことばかりに気を取られていて、家の外側、特に裏側とかってわざわざ回ってみてなかったんですよ。
よく考えたらすっごく大事な事なのに。
で、気づいたのが、注文住宅で家を建てた時は庭の大きさや隣との境界線までの幅とかすごい気にしてたのに、建売を見始めた途端全然気にしてなかった!って。
やっぱり、ひとつひとつ自分で決めていく注文住宅と違い、建売住宅の場合は既に出来上がっているものを見るわけですよ。
しかも、一回の内見なんて、長くいても1時間位?!
そんな短時間ですべてを把握するのってすごく難しい!というか不可能!と思いましたね。
だから色々見落としちゃうんだなあって、途中でやっと気づきました。
注文住宅なら何カ月もかけて一つ一つ決めていくものを、たった一度の内見で見極めるのって・・・無理!
で、話を家の外側に戻しますと、そういうちょっと目のつきにくいところをどの様に仕上げているかで、家全体をどれだけ丁寧に作って来たかが見えるような気がするなあと。
そう思うようになってからは、内見に行く際は、必ず家の外回りも一周グルッとチェックするようになりましたね。
まとめ
建売物件の内見の際にわが家が気をつけてチェックしたことのまとめでした。
一度内見して「気に入った!」場合でも、再度日を改めて別の時間帯等に再チェックをしたら、全然感じ方が違ったりして、内見は奧が深いです。
少し冷静になるとまた違った考えが出てきたり、前回気付かなかったポイントが新たに目に付くんですよねー。
でも、こうやって沢山見たおかげで今の家にたどり着けたので、無駄じゃなかったし大好きな内見もたくさんできて自分的に色々学べて良かったのでした!
間取り、設備、立地・・・とか?