双子妊娠で仕事はいつまでする?体調面や職場への報告で注意すること
こんにちは、ぶるすです。
双子妊娠が判明すると、その喜びもつかの間、いろんなことに気を付けなければなりません。
仕事をしている人なら尚更、周囲への報告や理解・協力が不可欠になってきますね。
今回は、双子妊娠中に、いつまで仕事をつづけるのか、職場への報告や産休育休のタイミング、そして、自分自身の体調面についても気を付けることなどまとめました。
双子を妊娠したら仕事はいつまでする?
働く女性にとって、妊娠出産はその先の職場での仕事内容や人間関係に直接作用する、とても大きな出来事ですね。
まして、それが双子妊娠となると、尚更です。
多胎妊娠は単胎妊娠に比べ、母体への負担も大きくリスクも高くなりますね。
なので、産休の取得できる期間も多胎妊娠だと長くなるんですよね。
単胎妊娠の場合、産前休業は出産予定日の6週間前からですが、多胎妊娠の場合は14週間前からです。
産後休業に関しては、いずれの場合も8週間なので、それだけ多胎の場合は妊娠中に様々なリスクやトラブルが想定される、と言うことになるんですね。
出産予定日の14週前から休業できる、ということは、妊娠26週には休業に入ることが出来る、ということになります!
26週と聞くと出産までまだまだ先のことで、余裕で仕事が出来そうにも感じられますが・・・
実際は、そう甘くなかったり、ですね。
実際いつから休んだか?
私の場合はといいますと、妊娠8週目からつわりが酷くなり休みはじめ、その後つわりで入院からの双胎間輸血症候群で転院&手術、そのまま出産まで入院となってしまいました。
ですので、結局のところ妊娠7週目に出勤したのを最後に出勤できないまま産休・育休も迎えることとなり、復帰したのはふたごくんが1歳を迎えた翌日からでした。
1年半も休んでもうた!!!ということです^^;
はじめ、つわりでしんどくて休み始めた時は、体調が落ち着いたら普通に出勤するつもりでした。
そして、つわりが酷くなり入院してしまった時も、退院して落ち着いたら、産休の期間に入るまではこれまた普通に出勤するつもりでした。
でも、双胎間輸血症候群になってしまい手術を受けた時点で、
「あ、こりゃ会社なんでムリだ」
と完全に諦めましたね。
こんな風に、何が起きるか分からないのが多胎妊娠かなーと。
もちろん、何のトラブルもなく超元気にマタニティライフを送り、管理入院すらしないで出産を迎えられる方もいらっしゃいます。
だけどやっぱり、多胎妊娠はいつ何が起きるか分からない、を想定した上で日々過ごすのが安全かなと経験上思いますね。
そして、体調が良くても産前休暇ギリギリまで仕事をするべきかどうか、体調変化に注意が必要です。
可能であれば、産前休暇前からでも休めるのなら休むのが安心かなと思います。
双子妊娠中の仕事は体調面に特に注意!
つわりも軽く、元気に過ごせていたらつい普段通りに仕事もバリバリやってしまいそうですが・・・
どんなに体調が良くても、双子妊娠中は無理は禁物ですよ。
普段よりもいくらか仕事の量を減らしたり、休憩を細目に取るなどして、体に出来るだけ負担をかけないように気をつけたほうが良いですね。
そして、少しでも痛みや出血など普段と違うと感じることがあったら早目に受診するようにしましょう。
私が経験した双胎間輸血症候群の様に、放っておけばお腹の中で赤ちゃんが亡くなってしまうような大きな病気であっても、自分ではなかなか症状に気付けないようなこともあります。
実際、私の場合は急激にお腹が大きくなりましたが、私自身の知識不足のため、それが自分では双胎間輸血症候群の兆候とは気づけませんでした。
私は幸いにもつわりで入院していたため、先生が異変に気付いてくださったのでタイミングを逃さずに手術を受けることができましたが、もし、つわりが無くて普通に出勤していたら、お腹が急激に大きくなっても「双子だからこんなものかな」とスルーしていたかも、と後から考えて怖くなりました。
だから、妊娠中はちょっとした体の変化にも注意が必要なんだということをその時学んだのでした。
双子妊娠は職場への報告を早目に!
妊娠初期の段階では、赤ちゃんがお腹でちゃんと育ってくれるか心配もあり、職場への報告は安定期に入ってからしたい、という方もいらっしゃると思います。
が!
双子妊娠の場合、分かった時点で出来るだけ早めに報告するべきですよ!
私の様に、数日休んだら普通に出社するつもりが結局そのまま1年半も休むことになる場合もあるんですから。
会社にとってはえらい迷惑ですよね・・・
私の場合初期からつわりがあったので、妊娠が分かった時点で直ぐに上司には伝えていました。
その時点ではまだ双子とはわかっていなかったのですが、急に体調不良で休むかもしれないな、と思ったので早目に言いました。
それでも、結局のところ入院したり双胎間輸血症候群になってしまったりで、産休前に会社に戻ることが出来ず、同僚に沢山迷惑をかけてしまいました。
「体調が落ち着いたら復帰する」と言ってしまっていたがために、私が居ない間、同僚が私の分をカバーすることになって申し訳なかったです。
結局、手術を受けることになった時点で産前の職場復帰を諦めたので、その旨会社に伝え、会社は派遣社員を雇って穴を埋めることとなりました。
出産を機に退職するのであれば、最低限自分が去る時に引継ぎさえしっかりしていればそれほど会社に影響はないかもしれません。
でも、産後も引き続き同じ職場で仕事を続けるのなら、報告や相談は早目にするべきですね。
産後復帰しても、いきなりフルタイムで働くのは難しいかもしれませんし。
実際私はそうでした。
だから、職場の方達に理解・協力をしてもらって初めて、自分が仕事を続けられるんだ、というのをものすごく実感しました。
長く気持ちよく仕事を続けるためには、職場の方との信頼関係がとても重要だなと、妊娠出産をへてより強く感じるようになりました。
まとめ
双子妊娠中にいつまで仕事を続けるか、復帰はいつになるか、というのは家族や職場の方々との密な相談が不可欠ですね。
もちろん、一番は自分自身の体調です。
日々の体の変化にも注意して、無理なく仕事とマタニティライフが両立できると良いですね!
単胎妊娠に比べてどうしてもリスクが高くなってしまいますからね・・・