双子妊娠発覚!その時の気持ち。注意点や大変だったこと
こんにちは、ぶるすです。
健診で双子妊娠であることを知らされたら、本当に驚きます。
では、双子妊娠は始めから分かるのかって言ったら、実はそうでもなかったり。
今回は、双子妊娠発覚のタイミングや、その時の気持ち、注意することや出産に向けての準備等、私自身の体験談を交えつつお話します!
双子と発覚したのはいつ?
「双子を妊娠している」というのが分かるのって、「妊娠発覚時=双子妊娠発覚」とも限らないんですよね。
正直、自分自身が双子を妊娠するまでは、お腹に何人いるのかなんて初めから分かるもんだと勝手に思ってました。
私自身が妊娠していると分かったのが5週目のこと。
割と早いほうなんじゃないかな?!
というのも、それまで毎月生理もぴったり28日周期だったので、
「あれ?今月来てない・・・」
ってので、早々に自分で妊娠検査薬を買ってきてチェックしたんです。
それから近所のクリニックに行ってちゃんと確定診断してもらい、つわりが出始めたことで妊娠を実感。
でも、当初はお腹に居るのは一人だと思っていたんですよ。
ところが。
妊娠8週目になって健診と併せ、つわりがひどかったので点滴のためにクリニックを受診した時のこと。
お話ししながらエコーをみていた先生が突然黙ったんですよね。それで、
「あれ?!ん?!」
などと言いながら画面をジーッと見るわけですよ。
なんか問題でもあったのかな・・・と不安になり始めたところで、
「これ・・・心臓がもう一つ見えるねえ。双子だねえ。」
この瞬間の驚きは今でも鮮明に覚えてます^^
つわりでヘロヘロだったのに、その瞬間だけつわりのことなんて忘れましたから(笑)
「ふっ・・・双子なんですかぁ~~~?!」
ただただ驚きでした。
私も夫も身内に双子なんていないし、まさか自分が双子を妊娠するなんて夢にも思ってませんでしたから。
家に帰って夫に話したら、
「そっか、双子かぁ・・・」
と、ちょっと遠い目になってましたね(笑)
ちなみに、わが家のふたごくんは一卵性ですが、一卵性って遺伝しないみたいですね。
産科の先生がおっしゃってました。
そんな訳で、私の場合は8週目で双子妊娠が発覚したのですが。
世の双子ママ達の話では、皆さん双子と発覚した時期はまちまちの様ですね。
でも、大体9週目辺りには分かったって人が多いように感じます。
ただ、中には妊娠4ヵ月が過ぎるまで双子と分からなかったっていうママも居るみたいですね。
二卵性の場合はお腹の中ではっきりと部屋が二つに分かれてるから発覚も早いみたいですが、一卵性の場合は部屋が一つで二人の間に膜が無い(MM双胎)とかだと、エコーに映らず分かるのが遅くなることもあるようですね。
私の場合は一卵性ですが一絨毛膜二羊膜双胎(MD双胎)でした。
赤ちゃんの部屋は一つで部屋の真ん中をカーテンで仕切ってるってイメージですね。
あと、「エコーに映らない」に関してだと、あれですね。
エコーの機械って、どれも同じって思ってませんか?
私はなんだろ、何か疑問を持つことすらなく「エコー」はどれも同じ、って思ってました。(私だけか?!)
でも、そうじゃないんだ、と気づかされたのはつわりで入院していた時のことです。
入院していたのは産科がある総合病院だったのですが、担当の先生がお腹の様子に異変を感じたのがきっかけでした。
後に「双胎間輸血症候群」の診断を受けることになるのですが、その時に先生がおっしゃったんです。
「この病院のエコーでは見るのに限界があるので、専門の病院を紹介するのでそちらで細かく見てもらいましょう。」と。
この時、「エコー」自体が病院や産院によって機械レベルが違うことを知りました。
そりゃそうですよね。でも、それまで疑問とか持ったこともなかったんですよねー。
だから、もしかしたら受診した病院や産院のエコーの精度によって双子と分かるのが遅くなるってこともあるのかな、と思ったりします。
双子妊娠が発覚した時の気持ちは?
おそらく多くの双子ママ達がそうだったのでは?と思うのですが、自分が双子を妊娠していることが分かった瞬間って、まず、
驚き!
そして不安!
やがてじわじわと喜び!
こんな風に、分かった瞬間喜びが込み上げるというよりは「驚き」や「不安」が先に来ちゃったりするんですよね。
「一人でも嬉しいのに一気に二人も来てくれてありがとう!幸せ!」って思いたいのに。
現実はそういう喜びの気持ちよりも、
「仕事復帰できるだろうか」
「お金かかるなあ」
「実家遠いのにどうするよ・・・」
みたいな、ネガティブ思考が膨らんでしまい、さらにはそんなネガティブなことを考えてしまっている自分に「もしかしたら母性とか足りないのかも?!」と自己嫌悪で落ち込む、みたいな状態になったりするんですよ。
実際私も、双子と発覚した瞬間は何よりも「驚き」でしたからね。
そしてもちろん不安もありました。
だけど、不安を感じる一方で妊娠したのが30代も半ばに差し掛かっていたこともあり、二人目を30代後半になって産むと考えたら、一度に二人産めてラッキー!というちょっと楽観的な部分もあり、比較的双子妊娠をポジティブに捉えられたかなとは思います^^
・・・実際は出産まで山あり谷あり、生まれてからもめちゃくちゃ大変な思いをするのですが!この時はそんなところまで想像が及ばず、でしたね^^;
双子妊娠中に注意することって?
双子妊娠は単胎妊娠に比べると妊娠中に注意することが多くなります。
特に、私の様に30歳も過ぎてからの双子妊娠だと、
「双子妊娠に安定期なんてありませんよ!」
と先生に言われたりも。
いくら順調でも、健診は単胎妊娠の場合よりも多く受けることになります。
そして、やっぱりリスクそのものも高くなるので、お仕事されてる場合は早目に職場へお知らせしたほうがいいですね。
つわりとかの母体の体調面だけでなく、切迫流産や切迫早産などで急に入院しなければならないなんてことも考えられます。
私の様に、双胎間輸血症候群などの重いトラブルがあるかもしれません。
そうなった時に事前に知らせていないと職場の人に急な迷惑をかけることになってしまうので、妊娠初期の段階ではまだあまりお知らせしたくない、という気持ちもあるかとは思いますが多胎妊娠はやっぱりリスクを考え早目のお知らせがいいですね。
私は、妊娠してからというもの職場には迷惑かけっぱなしでした・・・
つわりで入院、その間先生が異変に気付き専門病院を紹介、転院&そのまま入院で出産まで、そして産休&育休。
こんな流れでしたから。
家族だけでなく、職場の人達の協力があってこそでしたね。
出産までの準備
出産までにしておきたい準備って言うのは、基本的には一人の場合とそんなに変わらないと思います。
オムツやミルクのことだって、正直産んでみないと分からないとこありますし。
ミルクが必要かどうか、だったり、オムツのサイズのことだったり。
だから、あまり慌てて何でもかんでも購入と言うよりは様子を見つつ準備を進めて行ったらいいのかなって。
赤ちゃんが退院する時にだって買えますからね。
ただ、ベビーベッドやハイ&ローチェアなどをレンタルするという場合は、早目に決めて予約しておくと安心ですね。
双子妊娠で大変だったことは?
これは、私の場合はなんといっても「双胎間輸血症候群(TTTS)」ですね。
そして、それに伴う手術と入院生活。
つわりでの入院から転院だったので、トータル5カ月入院しました。
さらには出産後までつづいたよだれつわり!
総合的に「大変な」妊娠生活を送りました^^;
とまあ、私ほど皆大変な思いをするかといったらそういう訳ではないですよ。
ずっと体調良くて、計画出産の直前までマタニティライフを満喫されてる方もたくさんいらっしゃいますし。
ただ、やっぱり双子妊娠の場合は、一人に比べるとお腹が大きくなるのが早いので、そこはいくら元気でも大変かな、と。
8カ月くらいで既に一人の臨月並みに大きくなりますからね。
おなかパンパンです(笑)
まとめ
双子の赤ちゃんが並んでベビーカーに乗ってるのとか見ると、
「なんて可愛いんだろう!私のところにも双子が来ないかなぁ」
などと昔は冗談半分で安易に思っていました。
が、いざ本当に双子を妊娠すると、それはただ「嬉しい」だけの手放しの喜びと言う訳ではなく、沢山の苦労や心配・不安があることを体験して知りました。
そして、そんな大変な妊娠生活を乗り越え元気なふたごくんの母になれたことに感謝する日々。
気づけば9歳。早いもんですね^^
まさか自分が双子妊娠するなんてねぇ・・・思いもしませんでしたよ。