【本当につらい!】よだれつわりはいつまで続くの?症状緩和に出来ること
こんにちは、ぶるすです。
私がふたごくんを妊娠していたのは、かれこれ9年も前のことですが、妊娠中は重度のつわり「よだれつわり」に苦しみました。
「よだれつわり」ってつわりの症状の中ではマイナーで知らない人も多く、なかなか辛さがわかってもらえないんですよね。
そんな辛いよだれつわりはいつまで続くのか、また、緩和させるために出来ることはなにか、私自身の体験談をお伝えしたいと思います。
【本当につらい!】よだれつわりはいつまで続くのか?
口の中が唾でいっぱいになって、飲み込めない。
無理やり飲み込んだらたちまち吐き気が襲ってくる。
こんな厄介な症状に悩まされる「よだれつわり」。
「吐きつわり」や「食べつわり」と違って、症状を訴えてもなかなか周囲に辛さがわかってもらえないマイナーなつわりですよね。
私もこのよだれつわりに妊娠中は散々苦しめられました。
よだれつわりの症状が出始めたのは妊娠10週くらいのころで、それまでは食べつわりに始まり、吐きつわりで激ヤセしていました。
つわりが本格化してからは、2週間程で体重は7kg減り、一番酷い時は水すら飲めませんでした。
ウソかホントか迷信か、多胎妊娠はつわりが重いなんて言われたりして。
経験して思いましたが、多胎かどうかなんてそんなの関係ないですね。
吐きつわりは時が経つにつれ徐々におさまってきましたが、どうにも止まらないのがよだれでした。
弱り切って会社にも行けず休暇を取って家で寝たきり状態、初めの内は口の中が唾液でいっぱいになるとティッシュに吐きだしていました。
でも、四六時中止まらないよだれにティッシュの大量消費となり、途中から蓋のついたプラスティックケースに吐きだすようにしましたね。
唾は飲み込みたくても喉を通らず、無理やり飲み込んだら即嘔吐。
喉が切れてしまって血が混じることもありました。
そして、12週になり早い人ならそろそろつわりもおさまってくる頃、身体も心も限界に達して入院。
その後、その病院での健診で双胎間輸血症候群の疑いが見られたため、転院し出産までの5カ月間を病院で過ごすこととなったのです。
で、結論なのですが、よだれつわりがいつ終わったかと言いますと、出産まで続きました。
正確には、出産後3日ほどしてからやっと唾が飲み込めるようになりました。
入院中はずっと病院のピンクのガーグルベース(うがい受け)に唾をペッペとやっていた私。
出産後もそれを持って院内をウロウロしていたら入院ママ友に
「あれ?まだそのピンクの桶もってんの?(出産終わったのに、止まらないの?と不思議そうに)」
などと言われたくらいです・・・
これ言うと、只今よだれつわり真っ最中の人にとっては残念なお知らせでしかないかもしれません。
でも、安定期に入る頃には治まったという人もいますし、途中で唾が飲み込めるようになったという人もいます。
ただ、私の場合は結構症状が重かったのかな、と思いますね。
一言では表しきれないよだれつわりの辛さがありましたが、出産すれば止まります。
ひどい場合は出産後ちょと引きずるかもですが、それでも止まります。
だから、ひとまずよだれつわりを受け入れて、上手に乗り切る方法を見つけるのが良いのかな、と経験上そう思います。
よだれつわりを緩和させるには?
よだれつわりの症状としては、
・会話中もよだれが止らない、途中で吐きださないと話せない
・唾液だけでは飲み込めないし、うっかり飲み込んだら即嘔吐
・飴なんか舐められない、余計に唾液が出て来るよ!
・とにかく口の中が不快
・食事は普通に飲み込める、でも、終わった途端唾液が気になる
・食後はすぐに歯を磨かないと口の中が気持ち悪い
・喉が詰まったような、苦しい感じがする
・唇は荒れてボロボロ、リップクリームなんて無意味
・大好きだったチョコレート等の甘いものが一切食べられない
・濃い味が食べたい
私の場合はこんな症状が続きました。
15週くらいまでは、そろそろ治まるんじゃないか、と淡い期待を抱いていましたが、まったく収まる気配のない日々にその内、諦めるようになりました。
とりあえず、出産終われば止まってくれるだろうから、そこまではこのよだれつわりと上手く付き合っていくしかないんだ、という考え方に切り替えましたね。
それでもやっぱりよだれが止らない辛さに、何度もベソかいてましたが・・・^^;
出産まで治まらないなら、せめてこの辛さをちょっとでも緩和させたい!
で、なんとなくつわりが緩和される、というか少し紛れたのは、これ。
・しょっぱいものを食べる
・水を飲む
私の場合はずっと病院に居たので、同じ部屋に入院しているママ友というか、入院同士(笑)としょうもない話をして気を紛らわしている間は、よだれの辛さをあまり感じずに済みました。
ひとりでじーっとしていると、とにかく意識が常に口の中に行ってしまうんです。
だから、誰かと話をしたりして意識が別のところに行くと、よだれは止まらずとも辛くて泣きたい精神状態にならずに済みました。
実際、他の妊婦さんの体験談だと、仕事中はよだれが出ず、一日の仕事を終え会社を一歩出たところからまたよだれつわりが始まる、という話を聞いたことがあります。
仕事中はそれに没頭しているからよだれが止まり、終わって気が抜けた途端出てくるのは、やっぱり意識が口に向かってしまうからかな、と。
おしゃべりの他には、漫画を大量に読んだりもしましたよ。
私は25巻辺りで読むのをやめていたワンピースを夫に大人買いして来てもらって最新巻まで一気に読みました。
また、口に何かを入れて緩和させるのには、しょっぱいものが良かったです。
普段はそんなにかけないソースとかを結構多めにかけた濃い味が口の中の変な感じを打ち消してくれて良かったです。
後は、意外かもですが水を飲むということ。
妊娠初期は水を受け付けず、ポカリスエットしか飲めませんでしたが、週数が進んで吐きつわりがおさまって来ると今度は味のついた飲み物よりも水の方が飲みやすく口の中もサッパリしましたね。
よだれつわりだと、寝るのも一苦労です。
睡眠は大事ですが寝る時もよだれが気になってなかなか寝付けなかったため、妊婦でも飲める睡眠剤(安定剤?)を出してもらって飲んで寝ていました。
私はずっと病院生活で24時間点滴に繋がれ自由に行けるのは部屋に付いているトイレまでだったので、気の紛れることが少なく余計によだれが多かったのかもなんて思います。
まとめ
よだれつわりは本当に辛いですよね。
そして、周囲になかなか理解してもらえないのが更にキツイところです。
でも、どんなにつらい毎日でも、出産すれば可愛い赤ちゃんに会えると共にこの長くつらいよだれつわりからも解放されます。
期間限定だから!と腹をくくりつつ、気分転換で上手く気をそらしつつ後ちょっと頑張ってくださいね!
とにかく口の中が唾液でいっぱいになるんですよ・・・